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だいたい犯人の目星をつけていた私は、次の夜、神霊にお祈りしました。
「私の部屋にいる邪霊を救霊させてください。
明日から必ず整理整頓いたしますから」そのとき、神霊からの答えをキャッチしました。
救霊のお客様が残していったタヌキということ。
お祈りをよくして天眼通力を高めた私は、部屋にふとんを敷いて寝たふりをして待ちました。
かわいい女の子ならいざ知らず、お前のようなむさくるしい不細工なヤツと添い寝するほど、オレがヒマだと思うのか。
「やい タヌキ お前いいかげんにしろとっとと出て行け」乱暴な表現でしたが、動物霊は人霊とちがって愛念だけではだめです。
霊とはいっても、そこは動物ですから、こっちが強いんだということを、まず教えてやらないと向こうは引っ込みません。
位負けしては、絶対に負けます。
眠気のもとがタヌキだったとは…さて、そのタヌキ、最後はどうなったかというと、天国界の最高位の刑事、柔道八段とも言える。
明王に来ていただいて、縄でしぼり、二度と人に迷惑をかけないよう、霊界の牢獄に閉じこめたのです(この明王様の御名は秘伝なのでここでは伏せました。
というわけで、私のタヌキ霊退治物語(といっても、もちろんノンフィクションです)はオシマイです。
みなさん、しっかり整理整頓をしましょう。
「高級霊を気取る動物霊の見分け方」で少しふれましたが、宗教団体の中には、ばらしそうな教理をうたっていても、その根本に愛も真心もないものがあります。
有名な宗教団体の多くは、まず動物霊や、その他の邪気にやられていると思っていいでしょう。
その教祖の説く教理には、普通の人には分からないでしょうが、教祖自身を背後からたぶらかしている巧妙な手口の魔物(金毛九尾狐や行者狸など) がいるわけです。
人に霊がいるように、団体になると霊団となりますが、宗教団体に参加して信仰すればその霊団の霊をもらうことになります。
この関係は、先ほど紹介した恋愛感情を通じて患依霊が乗り移ってくるのに似ていて、信仰心をかけ橋に、教祖に患いた狐や狸がピヨンと移ってくるのです。
恋をすれば「Aタもエクボ」と同じで、こうなると信者は教祖を最高と思い込みます。
邪霊の漉いた人(教祖) は普通の人より霊力が高いので、手品のような「奇跡」を見せたりして、こうなると信者は大喜び。
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